おだやか家女将
「小料理屋の女将」になることが夢だった少女時代。
料理を作ること、おもてなしをすることが大好きで、学生生活のほとんどを飲食店のアルバイトに費やし、そのまま飲食の世界で生きていこうと心に決める。
しかしながら、大人の助言により新卒で大手家電メーカーに就職。OL生活、働き、遊び、生活習慣は乱れ、ストレスを消費ではらし心身共に疲弊していく。
そんな中、東洋医学に興味を持ち鍼灸師を目指し退社するも、流れは別の処へ行きつき、2000年から3年半ほどヨーロッパで暮らすことに。
そのころ、体調不良の改善を目的にヨガを始める。そして2005年ごろ深刻な病気となり、運命的にマクロビオティックに出会う。
You are what you eat.というセンテンスに込められた本質に気づき、ヨガ、瞑想、食を中心にライフスタイルを180度転換し「力を抜いて自然体で生きる」本来の自分に還る道を歩き始める。
2010年、念願だった農業に触れる機会をいただき、いつか田舎で農的な暮らしがしたいという想いが生まれる。
2012年、東日本大震災を期に心を決め、神奈川県相模湖へ移住。
現在は「おだやか家」を拠点に、農、食、ヨガをシェアすることで、心身の健康だけでなく、地球にも配慮した暮らしを提案することをライフワークにしている。
世界の平和はおだやかな家庭から。
ひとりひとりの内なるおだやかさから生まれる。
その想いを大切に、カズと4匹の猫、そして信頼する仲間たちと共に、おだやかで健やかな暮らしを目指し模索中。